成犬レッスン中☆シロ君 (町田市 ビションフリーゼMix)

ビションフリーゼMix のシロ君とは今年初めてのレッスンで久しぶりに会うことができました。
お散歩の練習や歯磨きなど、自主練を続けて、ご家族が色々工夫したり、
シロ君の行動をしっかり観察して、どう対処するかや練習に必要な事なども考えてくださっています。

お散歩の練習はというと、、、
リードが緩んだ状態で歩けるのですが、犬が目線に入ってしまうと前のめりの姿勢になってしまい吠えが始まります。
只今、ソコを改善中です。

飼い主さん曰く、「ラブラドールとかは絶対ダメかも~」との事なので、
練習台に最適な(?)ラブラドールのロダン選手が出動=3=3=3

とは言っても、
ロダンは5ヶ月齢の時にイングリッシュセター3頭にリンチ状態に遭ってから
(その後、大型雑種の黒い犬多頭飼いからも同じく…orz)
知らない犬への警戒心は強く、トラウマになってしまっています…。
強烈な恐怖や印象が1回でもあると、生涯続く事もあります。
(ロダンを守る事ができず、相手の飼い主さんは自分の犬が他の犬を負かした事に優越感を感じる方で制止しても話にならず、アタクシの一生の後悔となっています)

なので、
犬に吠えてしまう愛犬をどうにかしたいと思う飼い主さんのお気持ちは本当によくわかります。

吠えてしまう原因は色々ですが、
* 接近欲求(相手の近くに行って確認したい、遊びたい)、
* 警戒心や恐怖心、
* 葛藤(近くに行きたいけどどうしようか…安全な相手なのか疑心暗鬼)
* 犬に挨拶ばかりさせている事に依る、犬中毒(挨拶したい要求吠え)
などがあります。

1歳前後から他犬への吠えかかりが出るケースが多く、シロ君の吠えもその頃から。

で、ナンの練習をしたかというと、
道路の反対側を歩いてお互い存在を把握してから、少しずつ距離を近くしていきました。

ココでの練習は挨拶をさせることではありません。(挨拶させるのは交流)
気になる犬がいて存在を確認しても気にしないことです。
それが社会化。
(アナタはすれ違う知らない人に、必ずもれなく、挨拶しますか?)
そして、一緒にいる家族に意識を向ける事です。

吠えずにすれ違いの練習ができて、その後1m位まで近くに来ることができました!

しかも、飼い主さんにしっかりアイコンタクトをしています^^
(アイコンタクトの号令は出していません)

途中、何頭かお散歩している犬が通りかかりましたが吠えないココロでいることができましたよ!

シロ君にとってロダンは「知っている人が連れている知らない犬」ですので、
全く知らない人が連れている知らない犬への反応や、
時間をかけての接近だったので、通常のお散歩でのすれ違いとは状況が異なり、
わざとらしい練習ではありましたが、
「吠えなくても大丈夫だった」「やり過ごすことができた」という経験をすることができました。

日々のお散歩で自主練は続く…
応援しています ^o^/

posted 2022.5.7

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