歯を抜かれてしまったり、自然に抜けてしまったり、
歯周病で痛くてゴハンが食べられない、オヤツもらっても嬉しくない、
オモチャも咥えられない、果てには抜かれた歯の隙間から舌が出っぱなしになって戻らない、
老犬になった時に嚥下が弱くなって誤嚥性肺炎になったり…etc
犬も歯周病になると、色々な症状が出てご家族の心配も増えます。
お伺いしていた飼い主さんの犬友さんは、4歳にして永久歯が抜け始めるほど歯周病が悪化している犬がいたとか…。
「歯ブラシで歯磨き」が一番効果的です。
歯と歯茎の間の溝に入り込んでいる(もしくは、入り込みそうな)歯垢や食物残渣が歯周病の原因です。
ちまたで売っている「犬用」の歯磨きグッズですが、歯と歯茎の間の溝に入って、汚れを掻き出せるものなのかどうかを、よーく考えて(考えなくても明らかに歯磨きと言いがたいとすぐにわかるものもあります)選ぶことをオススメします。
今回は、本年度も御依頼をいただいたドッグトレーナー養成スクール様の卒業生と在校生の方達に向けて、「なぜ犬にも歯磨きが必要なのか?」をテーマに1時間半、お話させていただきました。
初のZOOMでの講座。
画面に写るアタクシはマスクは外しております。
ZOOMは、遠方の方も関係なく講座にご参加いただけるので便利なのですが、
見ている画面は所詮二次元の平面。
いかにわかりやすく説明するのかが課題でした。
模型とハンドカメラを使って講座に沿って必要な説明のアシストを見事なワザでしてくれたのは、
ドッグデンタルケア・トレーニングソサエティで事務局を担当してくれている、Peace & Hope渡邊トレーナー。
歯磨きはトレーニングですから、上手に教えられることができるのはドッグトレーナーです!
歯周病に罹患しないよう、飼い主さんが愛犬の歯磨きができるようにアドバイスできるドッグトレーナーが増えることを切望しています。
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Lab. BLANC ドッグトレーニング https://lab-blanc.com
町田市、相模原市、および近隣の市町村に家庭教師型でお伺いしています