カテゴリー: ドッグトレーニングNOW!

犬のしつけ「Lab.BLANC」でお勉強中の生徒さん・卒業を迎える生徒さんの様子をご紹介します。

只今、レッスン中☆アロー君(コーギー・町田市在住)

このところ、同犬種多頭飼いの飼い主さん宅へのレッスンが何組かあります。
この日は、コーギーの飼い主さん宅へ。

8歳の先住犬は小四郎君。
トレーニングを行うのは8ヶ月齢のアロー君。どちらも未去勢。
今のところ平和に暮らしていますが、色々問題が起きないように予防ということで、レッスン開始です!

思春期の犬は色々行動がめちゃくちゃで、コマンドなんて効かないことも多いです。
「ハウス」と言っても、入口まできて、ササーっと逃げたり、知っているのに知らんぷりな感じ、とか^^;

しかーし、家族と通じ合う為には、成功しやすいコマンドを、成功しやすいタイミングで伝えることがお勧めです。

この日は、マテの練習。
待たせるって、種類があるのをご存じでしょうか?
その場から動かず静止するのがマテなのですが、
* 時間経過をしても動かない、マテ
* 家族が犬と離れた位置にいても動かない、マテ
* 誘惑物(動くものや音、食べ物など)に惑わされず動かない、マテ

往々にして、この3種類が混ざった状況でマテが必要なシーンがあります。
例えば、、、散歩時の拾い食い防止。
誘惑のニオイもしくは外見を発見して近づこうとするのを止めるために使えます。(誘惑に負けないマテ)

例えば、、、散歩中に排泄物の処理をしている時。
人の視線はウ○チにありますから、舞ってくる葉っぱや、近くを通る犬や人に向かって急に引っ張られるのを防止しないと、人が転んでしまったりします。
(処理している時間のマテ+誘惑に負けないマテ)

などなど。
マテは信号待ちの間に行うだけではもったいないので、散歩中の色々なシーンでマテを練習する機会はあると思います。

成犬トレーニング コーギー
毎回、1時間のレッスンが終了する頃、アロー君はうとうとし始めます。
やり遂げた感満載ですね~^^
遊んだり走ったりする事だけではなく、頭を使ったり集中力を使うと、犬だって疲れます。
この後はグッスリお昼寝だったと思いますよ!

成犬トレーニング コーギー
お兄ちゃんの小四郎君はアロー君がレッスン中はケージの中で待機です。
「ヒマだったから外で遊びませんか?」と言ってるのかな?
最初の頃は、ケージから出たい、自分もかまって欲しい、と、ずーーーーーーーーーーーーっと吠えていましたが、最近は状況を理解できるようになって、騒がなくなりました。
それもすごいな~、と思います。
練習は着々と進んでいます!

Lab. BLANC  https://lab-blanc.com/

パピーレッスン☆ハービー君(ラブラドール・R 多摩市)

2018年9月生まれの黒ラブ、ハービー君
飼い主さんよりハービー君を迎える前にご連絡いただき、迎える準備や必要なもの、ラブラドールとの生活はどんな風になるのか?などしっかりと考えていらっしゃる方で、ご自宅を訪問した時には、何もお伝えすることがない位万全の準備で、とても初めて犬を迎えるとは思えない感じでビックリしました。

待望のハービー君を生後8週齢で迎えてから、すぐにレッスン開始。すでに8kgありましたが、抱っこ散歩して外の世界を見学する社会化からスタートし、年末年始はご家族と一緒に帰省もして、レッスン以外では大型犬の成犬達と遊んだり小型犬ともご挨拶したりと、沢山の良い体験を重ねています。

写真はロダン選手とのご挨拶の模様。この時は生後10週齢でしたが、現在はニョキニョキ成長して、もうすぐ4ヶ月齢で16kg。
レトリバーに必須の練習は誤飲防止。早々に、マテと口からモノを放す練習をしています。
マテで何かを口にするのを予防、咥えてしまったら口から放す(人が奪い取るのではなく)対処は重要です。
マテと放せは誤飲以外にももちろん使いますが、何しろレトリバーは手袋や靴下、ボールやコングの飲み込みなどもあります。中には縫い針を飲んだラブも…。
そういうロダン選手もカーペットを留める足の長い画鋲を飲んで、もれなく内視鏡手術のお世話になりました。

安心に暮らせるように、心配な事が少しでも起きないように、色々練習は続きます!

2019.1.20  Lab. BLANC  https://lab-blanc.com/

再会☆アンちゃん(M. シュナウザー, 町田市在住)

井上アン

シュナウザーの女の子、アンちゃん。
パピーレッスンでお伺いしていました。なんともう、7歳になったと飼い主さんから聞いて、ビックリです!
アンちゃんに限らず、パピーレッスンにお伺いしていた犬達が軒並み7歳や8歳になっていて、時間経過を感じます。

パピーレッスン時は、トイレの練習が一番長引きました。お散歩に行くようになってから、家のケージ内にあるトイレで排泄しない…。
それでも、来る日も来る日も飼い主さんは練習して、そのほかの一通りのレッスンが終了してしばらくした頃に、突然のご一報で「家のトイレで成功した!」とメールをいただいたのが印象に残っています。

次はできるかも、明日はうまくいくかも! と、諦めずに毎日練習した飼い主さんの努力が実りましたよ^^

他には、ドッグカフェ体験したり、沢山できることが増えました。

再会したきっかけは、飼い主さんのご友人の犬のトレーニングをご紹介していただいた事でした。応援に来てくれたんですよ^^

ご家族に大切にされて、暮らしやすい犬に育ってくれて本当に嬉しい再会でした。これからも幸せに楽しい時間を過ごして欲しいです!

 

2018.12.25 Lab. BLANC https://lab-blanc.com/

 

爪切りできた!☆ルゥ君(トイプードル, 相模原市在住)

ルゥ クーマ

手前がクーマ君9歳、奥がルゥ君6歳
ご家族と一緒に1年半のレッスンが一旦終了しました。レッスンのキッカケは、ルゥ君の爪切り。
グルーミングしていた病院では問題なかったのに、別の病院で爪切りしたことがキッカケに一気に嫌いになってしまい、麻酔をかけて爪切りすることになってしまいました。しかも毎回とのお話が病院からあったそうで、毎月麻酔かけて爪切るなんて、当然だれもが心配しますよね…。
そこで、一念発起した飼い主さんはトレーニングすることを決意!

私も初めは口輪使用しての爪切りできるようにならないかなぁ、などと考えましたが、それは口輪に慣らさなければいけないという練習が1種類多くなってしまいます。それに、口輪がイヤだったら口輪と爪切りの二重苦になってしまうので、口輪作戦は止めて、時間をかけて爪切りに慣らす練習を始めました。

レッスン開始から1年、飼い主さんの努力が実って、ついに自宅で爪切りができるようになりました!
諦めないって、本当にスゴイ。

爪切りできるようになるまでの間はどうしていたかって?
幸い、爪やすりが自宅ではできていたので、1日数本ずつやすりで削ってすごしたので、麻酔はなしです。
じゃあ、やすりでいいじゃん、と思ったあなた!
それも解決の一つですが、1本の爪にやすりをかける時間と拘束が長くなるので、いづれ嫌がる可能性があったのと、飼い主さんの目標は爪切りで爪を切る事だったので、一緒に練習を重ねていきました。

ポイントは、1回で全部の爪を切らないこと。1日1本でもいいんじゃない?
問題は爪切りの恐怖感から咬みつきの行動が出ることなので、1ヶ月位かけて全部の爪を切ってもかまいません。
それに、病院での爪切りに恐怖感があるなら、自宅でできれば問題ありません。
当然、恐怖心がでないようにするために、まずは爪切りという物体に慣らすことから始まりました。

で、それと平行してクーマ君も一緒に基本のトレーニングや、吠えの改善、人と楽しく遊ぶ方法、雨の日などに家の中でできるアクティビティやクリッカーを使ってのトリックなどをレッスンしました。今ではすっかり芸達者ですよ!

成犬からのレッスンは時間がかかるケースもあり、治したいことの改善が難しいケースもあります。
でも、やってみないとわからないのがトレーニング。盛りだくさんの内容でしたが、
本当に本当に、飼い主さんの努力には頭が下がりました。

 

2018.12.24 Lab. BLANC https://lab-blanc.com

 

 

只今レッスン中☆アルセ君(Mix, 町田市在住)

Mixのアルセ君。1月生まれなので、もうすぐ1歳になります。
以前お伺いしていた飼い主さんのご紹介でレッスンスタートになりました!
フワフワの毛と愛嬌のあるそぶり、明るくてお散歩と遊ぶのが大好きな男の子です。飼い主さんは以前一緒に暮らしていた柴犬と全くタイプが違うとのことで、時々困惑することも!

人と暮らしやすい犬に求められることは、体のどこを触っても平気であること、咬みつきを含めた攻撃がないことが絶対条件です。
極端に言うと、オスワリやフセなんてできなくたって暮らせます。(いづれ練習はしますけど^^;) でも体を触れないということは、爪切りやブラッシング、耳掃除ができないということに留まらず、病気になった時や健康診断の時にしっかり診察してもらうのが難しい事も考えられます。薬を飲ます時に口が開けられない、触れないではゴハンに薬を混ぜても残してしまうようだったら、薬もあげられません。首輪や胴輪を触ることが難しければ病院に連れていくのも散歩に行くのも一苦労ですよね…。
アルセ君は全くそんな心配がない、ニコニコ明るい犬なので、毎回会うのが楽しみです!

 

パピーレッスン☆クロエちゃん(フレンチ・ブルドッグ 横浜市在住)

フレンチ・ブルドッグのクロエちゃん。只今4ヶ月齢。
ご家族はクロエちゃんを迎える前から、迎える時期や性別、準備することなどを沢山考えて、晴れて多頭飼いがスタートしました!
先住犬は同じくフレンチ・ブルドッグ。アトム兄さんです。
アトム兄さんはパピーの時から2歳前までレッスンにお伺いしていて、本当に暮らしやすい子に育っています。念願だった多頭飼いになった飼い主さんは、以前のレッスンのことを思い出しつつ、クロエちゃんに必要なことを新しくトレーニングしています。
2頭が遊んでいる時も、ケンカしてるのか、盛り上がりすぎているのか、本気で咬んでいるのか、遊びの範囲でのガウガウなのか? 犬の様子を把握するのは、面白いです。

この日は、家庭内にあるモノに慣れる練習でドライヤーがお題目!
まずは物体に慣らせる練習がとても大切です。風がでない状態で、近づけるのか?ドライヤーのそばでオヤツを食べられる余裕があるのか?ビックリしないか?
よ~く、観察しつつ、スイッチを入れていきました。結果は問題なしv^o^v

その次は掃除機。こちらも物体に慣らす練習から。「なんだろ~ ?_?」な、クロエちゃんは不思議そうな顔で掃除機を見ていました。

「怖がらせないようにゆっくり慣らせましょう」と書いてあるしつけ本やネットでの情報。確かにそうなのですが、「じゃぁ、どうやって?」「すでに怖がっている場合はどうするの?」まではなかなか書いてありません。
やはり、家庭教師型のドッグトレーナーの出番ですね!(←自画自賛!?)

パピートレーニングをしている犬達の多くは、その後も暮らしやすい犬になっています。「何か気になることはありますか?」と、レッスン時に質問した時に、「いえ、、、思い当たらなくて…」とお答えいただくと、ニンマリしてしまいます^o^

 

 

只今☆レッスン中 陽太君(ラブラドール・R 町田市在住)

陽太マット

ラブラドール・レトリーバーの陽太君は12月で2歳になります。
2ヶ月齢でご家族のところに来た時からレッスン開始して、あまりお困り事がないという、とっても暮らしやすい青年犬となりました。今はレッスン頻度を下げてゆっくり練習しています。

この日のお題はキッチンに入らないこと。柵をしているおうちも多いと思いますが、キッチンに入ってゴミ箱に興味を持ったり、何か落ちているものを食べてしまったり、調理中に熱湯など使う時は危ないですよね…。
クレートに入って待機させておくのも一つの方法ですが、ステップアップして陽太君はキッチン前に待機する場所をマットに決めて、キッチンに入らない練習が始まりました。マットがどこにあろうとも、マットの上にフセで待機するのがマット練習です。

マットの上にいることができれば、お出かけしてテラス席で犬も一緒に食事する時などは、居場所が明確な上、フセして待っている時に気温が低い日はお腹が冷えない利点もあります。

オススメのトレーニングです!

祝卒業☆シャルロッテちゃん(チワワ, 大和市)

シャルロッテ

パピーレッスン開始して1歳になったシャルロッテちゃん。飼い主さんからのご依頼は、先に一緒に暮らしているトイプードルの子に続いて2回目です。

前にもご紹介しましたが、シャルロッテちゃんはスーパーチワワなんです!!!!!!!!
これも飼い主さんの意識の高さと自主練の賜だと思います。迎えてすぐに社会化で抱っこ散歩して色々なところに行って世の中探検したり、日常もよく声をかけてやりとりを沢山したり、ご自身でどんどん練習項目をチェックして実行していました。外でも怖いもの無しでチャイム吠えも含めて吠えることは全く無いですし、遊び上手でオモチャを使っても上手に人と遊べるし、トレーニングが大好きです。(多分本犬は飼い主さんと楽しくやりとりするのが大好きなので、それが人が言うトレーニングとは思っていないでしょう^^)

1時間のレッスン終了近くになると段々眠くなる~zzzZZZ
毎回全力で楽しんでいる感じでした。

シャルロッテちゃんシャルロッテちゃん

こんな飼い主さんが増えてしまったらドッグトレーナーは失業してしまう! と心配してしまう位でしたが、飼い主さん曰く、「良い子だからそれ以上色々できて楽しく暮らすことをしたいのでトレーニングをお願いした」と話してくださいました。
シャルロッテちゃんはFree stichという犬の洋服など用品を扱う会社の今期カタログでモデル犬としても掲載されています。飼い主さんと新しいチャレンジや体験がこれからも続くと思うと本当に嬉しいです!

 

 

祝卒業☆あんずちゃん(T.プードル, 町田市)

あんず

トイプードルのあんずちゃん、レッスン中に1歳になりました。

白くてフワフワでお人形のようなかわいらしさですが、そこはトイプードル!かなり活発です。ハーネスの装着練習や足ふき、おうちの中での遊び方など色々てんこ盛りの内容でした。

体に触られるのがニガテな犬のトレーニングでは、原因がなんであるのかを探ります。例えば、足ふきの時に足の向きや姿勢が犬にとって無理がないか? ゴシゴシ力任せに拭いていないか?声かけした方が犬が安心するのか? などなど。ブラッシングや爪切りなどもそうなのですが、どうもお手入れ系をする時に飼い主さんが無言で真剣になっているケースが多いように思えます。そして、その緊迫感が犬にも伝わる…。
なので、お勧めなのはBGMをつけてあげること! 「拭き拭き~」とか「爪切りパッチン!」など。ただガマンさせるだけでなく、楽しい雰囲気を出しつつ、食いしん坊の子はコングにオヤツを詰めて舐めている時にお手入れしてしまうのもお勧めです。ニガテな事と好きなこと(食べる)をセットにしてニガテ感を薄めるのはよく聞く方法ですよね!
あとは、遊んだり散歩に行ってパワー発散した後にお手入れ系をするのもいいですし、そうなるとどういう遊びをすればいいのか? などの愛犬研究するのもお勧めです。

ひとつ気にしておいた方がよいこともあります。それは、お手入れやハーネス、首輪の装着をする時に嫌がって逃げたり咬みつく事がある場合、もしかするとどこか痛いのかもしれません。膝蓋骨脱臼や首や腰のヘルニアなど。
他にはスリッカーブラシの先が皮膚に当たる位ゴシゴシとブラッシングしていて、嫌がっていた犬もいましたよ。

愛犬の動作で、どのタイミングで何をするとどうなる、といった観察をすることも仲良くできる秘訣になると思います。あんずちゃん、がんばりました!

祝卒業☆凜ちゃん(ラブラドール・R, 相模原市)

凜ちゃん

黒ラブの凜ちゃん、じゃじゃ馬ぶりが発揮されるお年頃の8ヶ月齢にレッスンスタートしました。飼い主さん宅では以前も黒ラブを同じ犬舎から迎えていたそうで、凜ちゃんで2代目。先代の黒ラブはとてもおとなしくいたずらなどもなかったとのことで、ドッグトレーナーを依頼するのは初めてとのことでした。他に躾相談はかかりつけの病院に来る先生にも相談するなど、熱心なおうちで一緒に暮らしていますが、何しろ活発の一言。(って、、、ラブはおとなしいイメージがありますが、鳥猟犬ですから1日ハンターさんと一緒にお仕事しても大丈夫な体力が備わっています。)
体重も30キロで力もありますので、体当たりされたら人は転んでしまいます。

飼い主さんにお伝えしたのは「先代のラブと共通することは、黒ラブということだけです」と。どうしても以前の犬と比べてしまう気持ちは十分わかりますし、私も経験済みですが、なかなかギャップが埋まりませんよね…。

落ち着くためにお座りや伏せなど体を静止させる練習と平行して、おもちゃやコマンドを使って体を動かしながら家族とのやりとりを沢山する練習をしました。頭をなでられたり背中を触られるのが苦手でしたが、そのことに楽しいイメージを持ってもらうようにして、今では全身触れます。

別途、相模原市内の獣医大で開催した犬の歯磨きクラスにもご参加いただき、ご家族みんなで口腔ケアができるという、充実したレッスンでした。

またお会いしましょう~ ^o^/