ピションフリーゼのつくね君、只今色々練習中です。
カウンセリング時にお話してくださった優先しての練習内容はお部屋の中での排泄をトイレトレーにして欲しいということでした。
と、いうことで、トイレトレーニングの方法やタイミングなどをお伝えしたところ、あっという間にできるようになり、室内で付けていたマナーベルトもあっけなく卒業。
ご家族が力を合わせて練習してくれたことと、楽しくトレーニングした結果ですね~^^
他は、チャイムなど音への吠え。
吠えている長さや勢い(息継ぎできない位ワンワン吠えているのか?)をチェックしてもらい、そのレベルがMax10だったとして、まずはレベルをどの位下げられるかの目標を作って練習中です。
犬は吠える生き物なので、吠えをゼロにすることは難しいのですが、(中にはゼロの犬もいますが)吠えている長さや勢いを練習によってどれだけ少なくできるかは、どの飼い主さんにもしっかりチェックしていただいています。
で、次の目標は、歯磨き!
まだ若いので歯周病にはなっていない模様ですが、将来もならないように今から予防です。歯磨きをしようと思ったきっかけは、お友達の犬が、無麻酔歯石取りのイベントで顎の骨を骨折させられた疑惑があったとか。
歯ブラシ1本で歯周病予防ができるなんて、好きな時間に予約もいらず、ご家族がケアできるなんで、いいじゃありませんか!
と、いうわけで
まずは、歯ブラシに慣れる練習と、歯ブラシを噛まない練習ですね!
歯ブラシを噛んでしまうと歯磨きできませんから。
平行して、口周りもそうですが、顔周りや他にも体のどこかをさわって苦手な場所がないかどうかを一緒に確認しましたよ!
これがクリアできると歯磨きがわりと順調にできるケースが多いです。
つくね君も順調です。
歯ブラシに限らず、コットンやブラッシングのブラシなど、お手入れの道具を見て逃げてしまうことがないように練習するのがポイントです。
次回はどの位練習が進んでいるか、とっても楽しみです!
*ひとこと*
獣医師でない人が歯石除去をするのは違法行為の疑いがあります。
アメリカで資格をとったという人が多いですが、ここは日本なので日本の獣医師法が適用ですし、(アメリカでも獣医師以外がイベントなどで歯石除去をするのは違法行為です)、器具の消毒も不十分、スケーラーの刃も研いでいない(研げる技術を持ち合わせていない)、犬をミイラのようにタオルでぐるぐる巻きにして動けないようにして無理矢理歯石除去するなど、問題だらけです。
また、施術時にポキッと顎の骨が折れる音がすればその場でわかりますが、数日後に骨折しているのがわかったり、歯が抜けてしまったり、歯肉にばい菌が入って感染症にかかったりするケースもあります。
無麻酔だから体に負担がかからないと考えがちですが、麻酔以外の部分で体やココロに相当負担がかかっている事が多いように思えます。
どうか、愛犬をキケンな事に巻き込まないようにしていただきたいと願っています。
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Lab. BLANC ドッグトレーニング https://lab-blanc.com
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